30代で髪のボリュームがなくなった…早すぎる?97人調査でわかったこと

30代で髪の変化を感じ始めた女性のイメージイラスト
kumattokumatto@gmail.com

「まだ30代なのに」。髪のボリュームが減ってきたと感じたとき、まずそう思う方が多いかもしれません。

薄毛や抜け毛の情報を探しても、出てくるのは40代・50代向けのものばかり。自分はまだ早いのでは、気にしすぎではと感じて、そのままにしてしまうこともあります。

でも、当サイトが30〜60代の女性97人に聞いた調査では、髪の変化に最初に気づいたのは30代がいちばん多いという結果でした。

この記事でわかること

・髪の変化に気づく年齢は、実際には何歳が多いのか
30代の人が最初にしていること(40代以降とは違います)
・「まだ30代なのに」と感じたとき、まず切り分けたい3つ
・お金をかけずに今日からできること
・医療機関という選択肢を、どう考えるか

髪の変化に気づくのは、30代がいちばん多い

当サイト独自調査

髪の変化に最初に気づいた年齢を聞いたところ、30代前半が26.8%で最多、30代後半が21.6%。合わせて48.4%が30代のうちに気づいています。40代(前半+後半で34.0%)より多い結果でした。
さらに、30代の回答者だけを見ると(n=38)、60.5%が「30代前半で気づいた」と答えています。

30〜60代女性97人への調査(2026年8月)→ 調査の詳細はこちら

髪の変化に最初に気づいた年齢(n=97・単一回答)
20代7.2% (7)
30代前半26.8% (26)
30代後半21.6% (21)
40代前半21.6% (21)
40代後半12.4% (12)
50代以降10.3% (10)

30代前半+30代後半=48.4%。40代(前半+後半で34.0%)を上回り、最も多い年代でした。

当サイト独自調査(2026年8月・30〜60代女性97人)→ 調査の詳細

「40代になってから」というイメージがあるかもしれませんが、実際には30代前半から気づいている方が最も多いのが実態でした。

つまり、いま30代で変化を感じているのは、早すぎるわけではありません。むしろ、いちばん多い時期にいるということです。

妻(30代後半)が最初に気づいたきっかけ

この記事を書いているのは男性なので、髪の変化を自分の体で経験したわけではありません。妻(30代後半)から聞いた話を、本人の了解を得て書いています。

妻(30代後半)の話

気づいたのは、出産のあとでした。
朝、鏡を見て「あれ?」と思ったそうです。

産後に髪が抜けやすくなることは知識としては知っていたので、「分かってはいたけど、やっぱりショックだった」と。

最初にしたのは、食生活に気をつけることでした。何か特別なものを買ったわけではなく、食べるものを少し意識するようにした、という程度です。

この3つ——気づいたきっかけ/そのときの気持ち/最初にした行動——は、調査の結果とも重なる部分があります。

当サイト独自調査

変化に気づいたときの気持ちを聞くと、30代では55.3%が「ショックだった」と回答しました。
一方で「年齢的に仕方ないと思った」は13.2%にとどまります。全体(29.9%)の半分以下で、30代は「仕方ない」と受け止めていないことがうかがえます。
かわりに「早く対策したいと思った」が39.5%と、全体(35.1%)より高い結果でした。

30〜60代女性97人への調査(2026年8月)→ 調査の詳細はこちら

「分かってはいたけどショック」という言葉は、この数字とよく重なっているように思います。

「まだ30代なのに」と感じたとき、まず切り分けたい3つ

30代で髪の変化を感じたとき、原因はひとつとは限りません。いま自分がどれに近いかを考えるところから始めると、次の行動が決めやすくなります。

① 出産や体調の大きな変化があった

出産のあとに髪の変化を感じる方は少なくありません。ただし、その原因や経過は人によって違いますいつ落ち着くのか、元どおりになるのかどうかを、当サイトが一般化してお伝えすることはできません

気になる状態が続くようであれば、自己判断せずに医療機関で相談するという選択肢があります(後述)。

② 生活が大きく変わった時期がある

急なダイエット、睡眠不足が続いた時期、仕事や家庭環境の変化など、思い当たることがある場合です。

この場合は、その要因が落ち着いたあとの変化を見るという考え方ができます。すぐに何かを買う前に、まず生活のほうを整えるほうが先かもしれません。

③ とくに思い当たることがない

きっかけが思い当たらず、少しずつ変わってきたという場合です。調査で「最初に気づいた変化」を聞くと、30代の60.5%が「抜け毛が増えた/髪が細くなった・ハリコシがなくなった」を挙げ、これが30代の最多回答でした(全体の1位は白髪)。原因ははっきりしないまま、同じ変化に気づいている方が多いということです。

この場合は、日々のケアと見せ方の工夫から始めるのが現実的です。

30代が最初に選んでいるのは「髪型・分け目を変える」

調査でおもしろかったのは、年代によって最初にとる行動が違ったことです。

最初に試したこと30代40代50代以上
髪型・分け目を変えた26%16%14%
頭皮マッサージをした21%26%21%
何もしていない18%16%11%
シャンプーを変えた8%23%14%
美容院で相談した13%6%14%

当サイト独自調査(2026年8月・有効回答97件)

30代は「髪型・分け目を変える」(26%)が1位。一方、40代になると「シャンプーを変える」(23%)が増え、30代(8%)の約3倍になります。

30代はまず手持ちの範囲で工夫し、40代になると使うものを変える。そんな段階の違いがあるように見えます。

この順番には合理性があります。調査では「髪型・分け目を変えた」の継続率が回答者全体で55%と最も高く、費用もかかりません。合わなければやめるだけで済みます。

お金をかけずに今日からできること

30代の方が実際に選んでいる方法から、費用のかからないものを挙げます。

分け目を1〜2センチずらす

いつも同じ場所で分けていると、その部分の髪は倒れた状態で癖がつきます。1〜2センチずらすだけで、倒れていた根元が起き上がります。まっすぐではなくジグザグに分けると、境目がぼやけて地肌が目立ちにくくなります。

① いつもの分け目
② 1〜2cm 横にずらす
③ ジグザグに分ける

分け目の位置を変えると、倒れていた根元が起き上がり、地肌の見える幅が変わります。

根元から乾かす

毛先から乾かすと、根元が最後まで濡れたまま寝てしまいます。根元を指で起こしながら、いつもと逆方向から風を当てる。最後に冷風を10秒当てると、立ち上がった形が残りやすくなります。

洗い方を見直す

新しいシャンプーを買う前に、いまのもので洗い方を変えるという順番もあります。調査でも、シャンプーを変えることを最初に選んだ30代は8%にとどまりました。

食事を見直すという選択

妻が最初にしたのは、食生活に気をつけることでした。調査で見ると、これは最初の行動としては少数派です。

当サイト独自調査

「サプリメント・食事を見直した」を最初に試したことに選んだ方は、全体で5.2%、30代でも多くはありません。
ただし「これまでに試したことがある」は30代で26.3%まで増え、そのうち「続けてよかった」と答えたのは60%でした。(30代・試した10人中6人)

30〜60代女性97人への調査(2026年8月)→ 調査の詳細はこちら

つまり最初に思いつく方法ではないけれど、始めた人は続けている、という位置づけです。

ただし、この60%も「続けてよかったと思えたか」を聞いた数字で、髪に効果があったかどうかではありません。30代で試した10人のうち6人という小さな数でもあります。この数字だけで何かを判断できるものではないとお考えください。

ここで書けないこと

「これを食べれば髪が増える」という書き方は、食品でできる表現の範囲を超えます。当サイトではそうした書き方をしません。
特定の食品と髪の変化を結びつけて断定することはできません。できるのは「極端に偏った食事を続けない」「無理な食事制限を避ける」といった、一般的な範囲の話までです。

妻の場合も、何か特別なものを買ったわけではなく、食べるものを少し意識するようにしたという程度でした。髪のためというより体調全般のこととして、お金をかけずに始められることの一つだと思います。

まだ買わなくていいもの/買うなら何から

30代で変化を感じたとき、すぐに何かを買う必要はないと考えています。

当サイト独自調査

調査では、髪のケアにかける金額は月3,000円以下が80.5%。30代に限っても81.5%(1,000円未満36.8%+1,000〜3,000円44.7%)で、他の年代と変わりません。
また育毛剤・スカルプケア用品の継続率は32%で、調査した方法のなかで最も低い結果でした。

30〜60代女性97人への調査(2026年8月)→ 調査の詳細はこちら

継続率が低いのは「効かない」という意味ではありません。この設問で聞いたのは「続けてよかったと思えたか」であって、効果があったかどうかではないからです。1か月でやめた方も、1年使って合わないと感じた方も、同じ68%に含まれています。

買うなら、続けられる価格から

もし何かを買うなら、「月いくらを、何か月続けるか」を先に決めることをおすすめします。途中でやめると、費用だけが残ります。

調査の8割が月3,000円以下という数字は、多くの方が無理なく続けられる範囲を示していると考えています。

心配なときは、医療機関という選択肢もある

セルフケアで様子を見るのも一つですが、気になる状態が続くなら、専門家に見てもらうという選択肢があります。

日本皮膚科学会は、こう述べています

「脱毛症になった場合には、なぜ毛が抜けるのかその理由をつきとめ、毛包の状態を評価することが大切になります。心配な場合には、できるだけ早く医療機関を受診すると良いでしょう
出典:公益社団法人日本皮膚科学会 皮膚科Q&A「脱毛症Q5」

ただし調査では、医師・クリニックに相談した方は3.1%にとどまりました。ハードルが高いと感じる方が多いのだと思います。

実際にいちばん多い相談相手は美容師(49.5%)でした。まず美容師さんに聞いてみる、というのも現実的な第一歩です。

まとめ

  • 髪の変化に気づくのは30代がいちばん多い(30代で48.4%・40代は34.0%)。早すぎることはありません
  • 30代は「年齢的に仕方ない」と思っていない(13.2%・全体の半分以下)
  • 30代が最初に選ぶのは「髪型・分け目を変える」26%。40代は「シャンプーを変える」23%
  • 継続率が最も高いのは髪型・分け目の工夫(55%)。お金がかからず、合わなければやめるだけ
  • 食事の見直しは少数派だが、試した30代の6割が「続けてよかった」と回答(30代で試した10人中6人)
  • 8割が月3,000円以下。買うなら「月いくらを何か月」を先に決める
  • 気になる状態が続くなら、医療機関で相談するという選択肢がある

「まだ30代なのに」と感じる必要はないと思います。いちばん多くの人が気づいている時期にいるだけです。

そして調査を見るかぎり、多くの方がお金をかけずにできることから、静かに始めています。まずは分け目を1〜2センチずらすところからで、十分ではないでしょうか。

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